理不尽とうまく付き合っていくことも社会人の必須スキルのひとつ

仕事や友人との関係で使われることが多い「理不尽」ということば。なんとなくニュアンスではわかるものの意外と知らなかったりします。今回は「理不尽」についておはなしします。

理不尽とは

理不尽とは、理にかなわないことを言われたり、道理に合わないことをされたりすることです。別の言い方をすると八つ当たりとなります。自分は何も悪くないのに突然怒られたり、文句を言われたりなど納得できないことをされることが理不尽といいます。

ただし、状況によっては、理不尽ではなく、「わがまま」や「自分勝手」ととられることもあります。この違いはあいまいですが、いろいろな立場の人の話を聞いたときに半数以上の人が賛同してくれれば理不尽と考えてもいいと思います。

理不尽なことの例

理不尽というと代表的なのが、「上司にわけもわからず怒られた」「先輩に無茶な要求をされた」などになります。具体的には、「取引先のミスなのに自分が上司に怒られた挙句、その取引先に謝罪に行かされた」や「せっかくの休日に呼び出されて暇つぶしに付き合わされた」などとなります。

理不尽な上司の対応

前述の例のような”仕事上”で感じる理不尽なことは、社会人になると誰もが経験しているのではないでしょうか。特に「上司」との間で感じる理不尽は多岐にわたり、場合によってはストレスとなることもあります。

ただし、良くも悪くも理不尽な上司はどこにでもいます。そう考えると少し見方を変えてうまく付き合う方法を探るほうが効果的なのかもしれません。

たとえば、

  • できるだけ感情を交えず対処する
  • とりあえずいうことを聞く
  • 早め早めに仕事を終わらせるようにする

などとなります。

ほかには、

  • 同僚と手を組んで上司を排除する
  • 取り合わない

という方法もありますが、万が一失敗してしまうと逆襲に合う可能性もあるなど危険性が高くなります。

考えてみると世の中は理不尽なことばかり

理不尽についてお話していますが、特別なことではないということは認識いただけたと思います。そのことからも理不尽なことに対する体制を身につけておくことはある意味大事なことかもしれません。

ただし、全てに寛容になる必要はないので自分のポリシーに応じて受け流したり、時には言い返したりということも必要になります。肝心なことは、”理不尽は身近にあるということ”と”適度に受け流すこと”となります。

理不尽と感じるとストレスを感じてしまい、ストレスを感じてしまうと精神的に参ってしまうこともあります。自分なりに理不尽と付き合っていく方法を見つけることも社会人として必要なスキルのひとつかもしてません。