言葉や文字など伝える手段はいくつかありますが、使い方を間違えてしまうと伝えたいことが伝わらずに誤解を与えてしまったり、最悪の場合は、怒りを買うこともあります。今回は伝えることについてお話します。
伝えるとは
日常の中で伝えるケースは多々ありますが、なかでも多いのがわからないことがあったとき。いまだとスマホでググれば解答を得られますが、言葉で聞くこともまだあります。そのときに
伝わらない原因
人に聞いた場合に一度で意とする答えが返ってこないときがあります。なぜ、そんなことが起きるのでしょうか。原因は、脳内で思っていることと口にしていることが違っているからかもしれません。
そんなことはないと思っている方も多いと思いますが、その原因のほとんどは伝え方がまずいことにあります。詳しくは後述しますが、原因の大きなものは頭の中が整理されていないからで、わからないことを何がわからないか整理することなく話をしているから。
残念ながら伝わらない原因のほとんどは伝え方が原因です。伝えるときの思考をよく思い出してみてください。何を伝えないといけないかが明確になって伝えていますか。わからないことを伝えるときに自分の思考プロセスから説明していませんか。
聞いてるほうは、いきなりあなたの思考を話されても理解できません。なぜなら、なぜそんな話してくるのかをわかっていないから。そのためにも大事なことはこれから何について話すかを明確に伝えることです。
伝えるときに大事なこと
これから何について話すかを最初に話すことが大事という話をしましたが、これをするためには自分の頭の中を整理していないとできません。逆に言うと「頭を整理したいから聞いてもらっていい?」というと相手もそのつもりで聞いてくれるでしょう。
ちょっと話が逸れますが、女性が男性に相談した時に男性からアドバイスされて逆に怒ってしまったという話をよく聞きますが、これは男性が女性の意図を理解していないことが大きな原因ですし、女性が男性に聞くだけでいいということを伝えていないことから起きている誤解だともいえます。
状況によっては前もって伝えることは難しいかもしれませんが、それでもできるだけ早い段階で自分の考えや意図を伝えることで誤解や疑問が生じることがなくスムーズなやり取りができるようになります。