メンタルが弱いということばを耳にすることがありますが、具体的にはどういうことをいうのでしょうか。今回は、メンタルが弱い人の特徴や改善方法についてお話します。
「メンタルが弱い」という意味
メンタルが弱い人のことを「豆腐メンタル」「ネガティブ思考」という言葉で例えることが多いのですが、言葉のとおり豆腐のように柔らかく脆いめんどくさいの持ち主のことやプレッシャーに弱くストレス耐性が低い人のことをメンタルが弱いといいます。
一般の人はもちろん海外やオリンピックなど大観衆の中で試合をするアスリートにも当てはまります。ちなみにメンタルとは、「精神力」や「判断力」といった気持ちのことを指します。
メンタルが弱い人の特徴
メンタルが弱い人は、周りにもいますが、どんな特徴を持っているのかをみていきます。
決断力や判断力がない
普段でも何かを決めるときは、何かしら労力を使いますが、メンタルが弱い人は何かを決めるための労力を使えません。結果的に何も決められなくなります。
めんどくさい
メンタルが弱い人は、判断力や決断力がなく、何かトラブルが起きるとマイナスのことばかり考えます。映画のワンシーンで、仲間とともにピンチのとき、真っ先に諦めてあれこれ騒ぎ立てる人がそれです。
すぐに泣く
メンタルが弱い人の特徴でもあるネガティブ思考による影響で涙もろくなると言われています。原因は、常に精神的に目いっぱいの状態で余裕がないためです。
メンタルが弱い人は病気の可能性も
メンタルが弱い人は、パニック障害や不安障害など病気の可能性を考えてみたほうが良さそうです。自己判断するよりも専門機関で適切なアドバイスをもらい対処することで改善することもあります。
ところで、メンタルが弱い人は逃げているだけという考えを持つ方もいるようですが、逃げることは悪いことばかりではありません。
困難に立ち向かえる状態ではないならむしろ逃げるべきです。ケースは違えど誰しも無意識のうちに逃げようとします。そこで逃げるかどうかはその時の自分の心の状態によるので、自分の気持ちに正直になるべきです。
ちょっと酷な言い方をすると、逃げてることは自分がよくわかってますし、逃げるための口実や言い訳も用意します。でも、その困難がなくなることはありません。どこかで立ち向かわなければなりません。
メンタルの弱さの解消法
メンタルの弱さを解消する方法は、心や体にストレスをかけないことです。何を当たり前のことをと言うかもしれませんが、困難からのストレスはうまく逃げるのに、体のストレスからは逃げてない人が多いのです。
毎日夜更かしして、家に閉じこもりっぱなしな状態は、体に相当なストレスをかけているということに真正面から向き合ってみてください。何があっても朝起きて、外に出るという方法は、すぐにできる手軽な解消法です。
異変を感じたら体を休めて
メンタルが弱いのは、特別なことではなく体調や気分によっては、誰もがなる症状です。メンタルが弱いなぁと感じたときも深刻に考えず、まずは体を休めることから始めてみましょう。