伝えたい思いが伝わらない原因

伝えたい思いは誰もが持っていますが、うまく伝えられる人と伝えられない人がいます。伝えたい思いがうまく伝えられないのはなぜでしょうか。今回は、伝えたい思いが伝わらない理由についておはなしします。

伝えたい思いとは

状況によってさまざまですが、伝えたい思いの多くは感謝の思いではないでしょうか。育ててくれてありがとう、手伝ってくれてありがとう、好きでいてくれてありがとうなどたくさんの感謝の気持ちがあります。なかには、お別れのときに、いままでありがとうというものもあるでしょう。

ほかには、愛の気持ちを伝えるというのもあります。「好き」や「愛してる」という言葉はもちろんですが、抱きしめるという伝え方もあるなど愛の伝え方にもさまざまな方法があります。

このように伝えたい思いの多くは、プラスの内容のことですが、当然マイナスのこともあります。ここを改善してほしい、〇〇の部分がダメなど伝え方を誤ってしまうと大きな遺恨を残す場合がほとんどです。

思いが伝わらないわけ

愛の告白や日頃の感謝の気持など相手に伝えたい気持ちはあるもののその思いをうまく伝えられないのが日本人といわれています。文化の違いと言ってしまえばそれまでですが、古来より受け継がれてきた奥ゆかしさが原因のひとつではないでしょうか。こう言ってしまうと話が終わってしまうのですが、まさに黙して語らずということです。

今風にいえば云わなくてもわかってほしいということになりますが、残念ながら人にわかってほしいのであれば、言葉で伝える必要があります。逆に言うと思いが伝わらないのは、言葉で伝えていないからともいえます。

伝えたい思いを伝えるには

前項でもおはなししましたが、自分の思いを伝えるには言葉にして伝える必要があります。なぜなら、自分が考えていることを言葉で伝えなければ相手は知りようがないからです。逆に相手の考えも言葉として聞いてみないとわからないといえます。

そんな言葉には、口から発するものと文字にするものがあります。どちらも伝え方としては有効ですが、会って伝えることができるのであれば口から発して伝えることがより気持ちが伝わります。

気づいた方もいると思いますが、SNSを通して気持ちを伝えるのは、誤解を生じさせることが多くなります。なぜなら、相手がこちらの気持ちを読む時にこちらの気持ちとシンクロしていないことから誤って伝わってしまうということです。話がそれてしまいますが、SNSでの炎上のほとんどはこれが原因です。

愛の告白をするときは、相手の目を見て伝えるようにしましょう。