問題発言が多い理由と対策

いつの時代でもなくなることのない問題発言。発した本人は軽い冗談のつもりでも相手にとってはダメージとなる場合がほとんどです。ではなぜ問題発言がなくならないのか。今回は、問題発言が起こるわけと対策についてお話します。

問題発言が多いわけ

不必要な一言を発してしまったために大臣や議員を辞任したり、相手を傷つけてしまったりすることがあります。衣として傷つける発言するのは論外ですが、そんなつもりはなかったのに傷つけてしまう発言をしてしまうのはなぜでしょうか。

それは”自分の発言によって傷つく人がいる”ということを認識していないためです。逆の言い方をするとどんなに気を遣って言葉を選んで話しても誰かを傷つけてしまうということです。

SNSは特に注意が必要

いつでもどこでも気軽に投稿できるSNSですが、発言と同様に投稿する内容にも気を付けなければなりません。特に匿名性の高いSNSの場合は、普段言えないことを吐き出す場所としている場合もあり問題発言も多くなります。

SNSでの問題発言を防ぐには、できるだけ発言の対象を特定できるようなキーワードを入れないことです。そうなると感情のままに書き連ねることはNGです。

投稿する前に深呼吸して読み返してから投稿するようにしましょう。SNSに投稿するということは、以降、一生消せない発言を刻むということです。

問題発言を防ぐには

矛盾することをいいますが、防げないということをしっかり認識することです。防げない理由は、すでに述べたとおり、どれだけ言葉を選んで発言しても傷つく人はいるからです。

だからといって投げやりに発言する必要はありませんし、過敏になりすぎる必要もありません。発言の意図をできるだけ詳しくそれでいて簡潔に言い添えておくことが大事です。

だからといって今からすぐにできることではないので、日ごろから自分の考えを的確に簡潔に伝える練習をしておきましょう。

本末転倒な話

政治家のほとんどは「弁士」と呼ばれる肩書を持っています。弁士とは、演説や説明を生業とする人のことをいうのですが、その言葉で政治家や大臣をやめることになるとは本末転倒な話です。

ただし、昔に比べて情報通信技術が発達したことで昔では記事にならなかったことも簡単に記事になってしまうともいえます。だから気を付けるということではなく、日ごろから気を付けておくことが大事です。