失敗したくないと思う心理の真相とは?思い出したくない過去が原因に

何事にも失敗はつきもので、その失敗をどう乗り越えていくかが重要なことですが、なかには失敗したくないと考える人もいます。今回は、失敗したくないと思う人の心理についてお話します。

失敗したくないシチュエーション

失敗したくない心理を学ぶには、誰もが失敗したくないシチュエーションを見ていくとわかりやすいと思います。ここでは、よくあるシチュエーション3つについてお話します。

仕事で失敗したくない

大きく捉えると、会社選びや業種選びとなりますが、ここでいう仕事の失敗とは、日常の業務に関する失敗のことです。仕事で失敗したくないと思う理由は、「上司や同僚にかっこ悪いところを見せたくない」や「失敗して笑われたくない」というものです。

恋愛で失敗したくない

恋愛での失敗と言うと、「告白して振られた」や「恋人に裏切られた」など自分が惨めな立場になるケースです。恋愛で失敗したくないと思う理由は、相手はもちろん、相手の周りの人に「笑われたくない」というものです。

人生で失敗したくない

人生と言うと話が大きくなりますが、自分の思い描いた人生になっていないケースのことを言います。人生で失敗したくないと思う理由は、「両親など身近な人を見て」や「テレビや雑誌を見て」というものです。

失敗しないために何もしないという選択

前述したような失敗をしたくないから、何もしないという人が増えています。なぜ、そう考えるようになったのかについてお話します。

恥ずかしいと感じるのは自分が恥ずかしいと感じているか

どの世代にも共通するのは、失敗して恥ずかしい思いをしたくないというものです。ただ、そう考えるのは、人が失敗したら笑っている自分がいるからで、人も自分の失敗を笑うと思いこんでいるのではないでしょうか。

実は、自分が思っているほど、人は自分以外の人に興味を持っていません。それが他人となるとなおさらです。失敗して恥ずかしいと思うのは、人に対してというより、自分自身に対して恥ずかしいと感じている場合があります。

恥ずかしい思いをしたくないという心理の本質

自分自身に対して恥ずかしいと感じる理由は、過去にこんなはずじゃないという思いをしているからです。その時は、たまたまだったのかもしれませんが、結果としては失敗してしまったというものです。

一度芽生えた失敗の恐怖は、そう簡単には拭えません。たとえ簡単なことでも「もし」や「万が一」を考えてしまうことで、体が動かなくなってしまいます。

「失敗すると恥ずかしいからやらない」の無限ループを抜け出すのは自分

今回は、失敗したくないという心理についてお話しました。

どんな失敗であれ、失敗はしたくないと考えるの当たり前ですが、失敗を恐れて何もしないというのは、いろんなチャンスを棒に振ることになります。

一度失敗したときの恐怖を味わってしまうと、一歩を踏み出すのが怖いものですが、その一歩を踏み出せるのは自分しかいません。いつまでも、やるかやらないかで悩んでいるなら、一歩を踏み出してみようじゃありませんか。